定額給付金の真の狙いは?(自論)

こんにちは。



毎日のように、ニュースや新聞で取り沙汰され、迷走が続いている「定額給付金」について。
私なりの考えを持っています。



今日の日経新聞にも掲載されていましたが、給付金による経済成長率の押し上げ効果は0.1%程度だそうです。
「大半が貯蓄にまわる」とのことです。


なんせ、先行きがとても不透明な世の中ですから、貯蓄として備える世帯は多いはず。


ただ、この給付金、預金口座へ振り込まれるという手続きになるみたいですから、銀行にとっては資金調達ができる一時的な手段です。



大手銀行をはじめ、国内の銀行は増資などをどんどん実施しています。
債権の劣化や不良化による自己資本比率の維持のために行っていると思います。
流動性資金の確保という目的も当然あると思われます。



自己資本比率が4%もしくは8%あれば、銀行業務を継続できるのですが、債権の劣化と不良化のスピードが速く、先手を打つ必要があるのです。
まさに、転ばぬ先の杖といった感じでしょうか。



仮に、自己資本比率を確保しても、大手~中小零細企業へ廻す資金(いわゆる融資)が十分になるのかというと話は別です。


融資にまわる資金は、自己資本や預金になります。



そこで、この定額給付金は流動性に不安を持つ銀行にとっては、とてもありがたい資金調達の手段ではないでしょうか。
なんせ、預金集めに苦心しなくても、政府から預金者を通じて銀行口座にお金が入ってくるのですから。



この定額給付金が全額消費に回らなくても、私はいいと考えています。


消費されない残りは、銀行口座に残るのです。

間接的ではありますが、定額給付金の一部というか大半が新たな融資の財源になるのです。

仮に、1兆円が消費されないとして預金のまま残れば、新たな融資財源として活用され、数兆円規模の融資が可能になります。

そうすれば、実質的には、GDPを押し上げることになるはずです。




仮定ですが、定額給付金2兆円が支給されます。

1兆円が国内の消費に使われます。これによりGDPが増えるはずです。
残り1兆円が銀行に残り、新たな融資の財源に活用されれば、数兆円規模の融資が行われ、GDPを数兆円増やします。

つまり、定額給付金2兆円が、最終的には数兆円にも膨れ上がってくれる。


「信用創造」に大きな効果を出すはずなのです。


結果として、2~3~5年というロングスパンで見れば、景気は回復する、もしくは維持できることになるはずです。




マスコミでは、他にこんなことができるはず、あんなことができるはず、と与党案に反対することばかりが目に付きます。
ただ、あまりにも短絡的な発想にも思え、また、資金が一定の業種に偏ることにもつながってしまうと思います。


一旦、世帯に給付して、あらゆる業種に資金が回る。そして、銀行融資を通じて、あらゆる業種の企業などに資金が回る。

このほうが、不公平感はないことになると思います。




最近のマスコミも含め世論は、すぐに目に見える形を求めてしまっていると私は思います。


「善は急げ」も大切ですが、不透明な時こそ、「急がば回れ」でもいいのかも知れません。



あくまでも、目先の数字だけではなく、その先に何があるのか、考えてみることも必要です。
政府与党はもっともっと国民に政策の意図やその先のビジョンなりを示すことが必要です。
ただ、政府・政策は「万能ではない」ということを国民が理解し、寛容であることも必要です。


私は、自民党を支持しているというわけではありません。
この急を要する中で、打ち出した政策がそんなに悪いものではないと思っています。

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北谷 政典(きたたにまさのり)です。

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